ご挨拶



第24回関東ホルモンと癌研究会 当番幹事 
東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 
鈴木啓悦 

 この度、第24回関東ホルモンと癌研究会を開催させていただくにあたり、皆様方にご挨拶申し上げます。
 関東ホルモンと癌研究会は、前立腺癌や乳癌、婦人科癌などのホルモン依存性癌の臨床や研究に関わる関東地方の先生方を中心として、平成16年4月に「ホルモンと癌勉強会」として発足しその後現在の関東ホルモンと癌研究会に移行しました(関東ホルモンと癌研究会のホームページより)。小職自身も、第4回にシンポジストとして参加したのを皮切りにこれまでも本研究会から、先端の基礎研究から臨床の進歩など多くの事を学ばせていただいて参りました。
 しかしながら2020年1月に開催された第20回を最後に、新型コロナ感染症の拡大に伴い開催が中止となっておりました。社会活動の正常化に伴い、第24回関東ホルモンと癌研究会を2024年1月20日土曜日にがん研究会有明病院吉田富三記念講堂にて開催させていただくこととなりました。
 本研究会では、一般演題に加えて、ホルモンと癌診療に関する最新の知見を学ぶべく教育セミナーを企画しております。本研究会の特徴である、前立腺癌や乳癌、婦人科癌などの横断的な領域の意見交換を通じて、ホルモンと癌領域のさらなる発展に寄与できるような内容にしていく所存でございます。
 第24回関東ホルモンと癌研究会開催に当たりまして、関係各位の皆様方にご協力とご支援をいただきますようお願い申し上げます。実りある学術集会にするべく準備を進めております。大勢の皆様方のご参加をお待ち申し上げますとともに、ご参加の際には活発なご議論をいただき、明日からの患者さんの診療、そして将来の内分泌学や腫瘍学の発展につながることを願っております。